【毛周期に要注意】ヒゲ脱毛 失敗談 (施術間隔が短いと脱毛効果なし)

ヒゲ全体 10回コース レーザー脱毛中です。

• 1月下旬　1回目
• 3月上旬　2回目

の施術を受けました。

2回目で早速失敗してしまった点がありましたので、その内容をご紹介します。

1回目、2回目とレーザー脱毛の中でも一番波長の長いヤグレーザーで施術を行いました。

<参考記事>【初心者必見】レーザー脱毛は波長が重要 (脱毛機器で決まる)】

しかし、

1回目の施術後は2～3週間後に脱毛効果を実感できたものの、2回目は抜けるヒゲが少なかったです。

＜↓脱毛1回目 施術後の時の写真＞

1回目は洗顔や保湿の時にヒゲが抜けるのを目視で確認できましたが、2回目の後は上記の写真のような脱毛が見られませんでした。

原因は毛周期

脱毛効果が弱かったのはヒゲの毛周期が関係していて、施術を受けるタイミングに問題があったと考えられます。

毛周期とは

毛の周期には「成長期1」「成長期2」「退行期」「休止期」のサイクルがあります。

• 成長期：毛球は太く長くなり、それに伴い毛も太く長く成長します。メラニン色素が多く含まれている状態。
• 退行期：毛球部が小さくなり退縮が始まり、毛球部と毛幹の間に距離ができます。メラニン色素が薄い状態。
• 休止期：毛球は完全に退縮して小さくなり、毛は抜け落ちた状態。

成長期のヒゲしか脱毛効果がありません

レーザー脱毛は毛に含まれる黒い色素（メラニン）に反応し熱を発生させます。熱は周囲に拡散して毛の周囲組織を熱破壊します。

しかし、退行期の毛はメラニン色素が薄い状態、かつ毛球部と毛幹の間に隙間があり、熱の伝わりが弱くなってしまうため、毛球部を破壊できず、脱毛効果が落ちてしまいます。

そのため、レーザー脱毛は成長期の毛にしか効果がありません。(これは光脱毛も同様です)

<参考記事>【【初心者必見】知ってましたか？光脱毛って3種類もあります】

成長期のヒゲが少ないと脱毛効果は弱い。適切な間隔は？

私は1回目と2回目の間隔は1カ月半と短く、成長期のヒゲが生え揃う前に脱毛してしまったことになります。

ヒゲの毛周期では退行期や休止期は約2-3カ月と言われています。

なので、ヒゲ脱毛の施術間隔は約2-3カ月というのがおすすめですが、個人差もありますので全体的な毛量などを考慮した上で脱毛の間隔を決めていくしかありません。

また、成長期の毛は毛穴全体の約20％と言われているため、ヒゲの中でも1本1本の毛周期のタイミングが異なります。施術後に毛が抜け落ちても、別の毛穴から休止期から成長期に移行した毛が生えています。そのため、毛周期に合わせて定期的に施術することで脱毛効果が期待できます。

↓1回目、2回目後のヒゲの写真

左：施術2回目から2か月後

右：施術1回目から1か月半後

左の写真の方がヒゲが生え揃っていることが分かります。